アライバルが新馬戦を勝ちました!
実際に東京競馬場で見てきたので、“パドック ~ 返し馬 ~ レース“ と振り返りたいと思います(^^)
パドック
小雨のパラつくパドックには、たくさんのお客さんの姿。
関西馬が4頭もいるし、セレクトセールで2億円超えのディープ産駒はいるし、やはり新馬戦はパドックから見たいですよね。
そんな中、1番人気はアライバル。
馬体重は474kg。
体を大きく見せるのか、500kgくらいありそう!と思うような雄大な馬です。
このレースの出走馬は、全体的に行儀よく歩く馬が多かった。
もちろん、アライバルもその内の1頭。
イレこむこともなく、かといって気合不足でもなく、淡々と歩を進めていました。
「とまーれー」
騎乗命令がかかり、ルメール騎手が小走りでアライバルのもとへ。
ルメさんを乗せた瞬間。
アライバルのスイッチが入りました。
明らかに雰囲気が一変したのです!
今までの淡々とした感じが消え、「さぁ!やるゾ!」という臨戦態勢にチェンジ。
力の漲りが見ているこちらにも伝わってきて、思わず笑みが浮かんでしまう。
厩務員さんを困らすほどではないけれど、グイグイとした歩様で前へ前へ進みます。
騎手を乗せて変わり身を見せる――賢い馬なのでしょう。
パドックを後にして、馬場へ向かいます。
返し馬
芝は稍重。
細かな雨が風に舞って、ターフを濡らします。
そんな中、登場したアライバルの返し馬は…。
ダイナミックでした!(^O^)/
可動域が広いストライド。
前肢を高く上げ、「もっとスピード出そうゼ!」とルメさんに言っているかのよう。
「まだレースじゃないヨ」と手綱をしぼられると、ちゃんと理解した様子で、やはり賢い。
雨に足をすべらすこともなく、しっかりと大地をとらえて走る姿に安心しました。
安心どころか、勝利への期待がふくらむばかり。
さぁ、もうすぐゲートインです!
レース
スタートは11番枠から。
比較的馬場の良い外目を走れたのは、幸いでした。
ゆるいペースの中、前に馬を置いて折り合いをつけます。
やや行きたがるそぶりも見せますが、許容範囲内。
直線に向いて進路を確保すると、ルメール騎手がムチを入れる。
すると!
一気に先頭へ!
まるでゴーサインを待っていたかのように、すごい瞬発力を発揮!
悠々と1着でゴールを駆け抜けました(^^)v
いっやー、強かった!
「瞬発力を見せつけての勝利」というのが、また嬉しい。
このまま無事にいけば、まず間違いなく重賞を獲ることでしょう。
うまくいけば…馬名通り競馬界の頂点に到達するのも夢じゃない(^^)
――以下はおまけ。
ゴール板を先頭で駆け抜けたアライバルは「まだまだ走りたいゼ!」という気分だったのか、2コーナーを過ぎても止まらず、向こう正面のだいぶ先まで行きました。
心肺機能が優れている証拠ですネ!(*’▽’)
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