今年のキャロット募集。
母馬優先の馬はたくさんいます。
そんな中でもちょっと異色なのが、ホワイトミーティア。
…異色といっても、“毛色” の話ではありません。
ホワイトミ―ティアの何が異色なのか…。
今日はその話を(^O^)/
ホワイトミーティアと子供たち
まず。
ホワイトミーティアは、“ガヴィオラの2011“ としてキャロットで募集されました。
父ゼンノロブロイ、母ガヴィオラという血統。
2013年の秋にデビューするも、3戦して掲示板に載ることができず、骨折 → 引退となりました。
「未勝利引退だし、産駒はキャロットで募集されないだろうナ…」
そうは思いつつも。
もし募集されたら、母の無念を晴らすべくゼヒ出資したい!と考えていました。
――時は流れ。
ホワイトミーティアに初仔が誕生(^O^)/
馬名はアポストル。
はい、キャロット所属ではありません。(馬主は吉田 和美氏)
長男アポストルは、父ヘニーヒューズ。
門別のデビュー戦(JRA認定競走)を勝利で飾ります。
その後、東京のダート戦で3着に入り、波乱を演出(複勝2400円!)。
でも。
中央で勝ち星を挙げることはできませんでした。
ホワイトミ―ティアの二番仔は。
スイートミーティア。
はい、こちらもキャロットではありません。(馬主は伊東 純一氏)
この仔は父ルーラーシップで、中央デビュー。
中央では未勝利戦3着が最高着順で、初勝利は園田競馬への移籍後でした。
ホワイトミーティアの三番仔は。
ショコラミーティア。
はい、キャロットじゃないです。
残念ながら、この仔は未出走引退…。
――というわけで。
ここまでのホワイトミーティアの子供たちは、
・キャロットには来ない
・中央では未勝利
という感じでした(;_:)
ホワイトミーティアとの再会
それが!!
忘れた頃に(失礼)、キャロットで募集されるとは…。
正直、初めて募集リストでその名前を見た時は、ビックリでした。
「ふーん。ホワイトミーティア」
…。
「えッ!?ホワイトミーティア?!(@_@)」
同名の輸入繁殖か何かじゃないだろうな…と血統を確認すると、ゼンノロブロイとある。
じゃぁ間違いなく、あのホワイトミーティアだ!
母馬の成績がビミョーな場合、募集されるとしたら初仔だけ…というパターンは過去にもありました。
ホワイトミーティアの成績は、ビミョーも何も…未勝利です。
今までの産駒は、初仔を含め、みんなキャロットには来なかった。
なのに。
突如、キャロットで募集されるとは…。
あんまり見ないケースです(‘◇’)ゞ
これは、アレでしょうか。
今回の産駒の父親が、あの馬だからでしょうか。
あの馬。
リオンディーズ(^-^)
父も母もキャロット。
だから、子供もキャロット。
そんな意志が働いたのかどうかは不明ですが、再びホワイトミーティアに巡り合うことができて嬉しい。
きょうだい達が果たせなかったJRA勝利を飾ってほしいものです(^-^)
JBISのサイトで調べてみると、ホワイトミーティアは2年連続でリオンディーズを種付け → 出産しているようです。
2020年産は、母譲りの芦毛。牝馬です。
2021年産は、父譲りの黒鹿毛。こちらも牝馬。
まずは、今年募集される “ホワイトミーティアの20” がどんな馬なのかを楽しみに待ちましょう。
そして。
来年も、もしかしたら “ホワイトミーティアの21” に逢えるかもしれないと思うと。
夢は広がります(^-^)
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