「2020年秋、コロナ無観客後の東京競馬場へ。3週目-① 「ターフィーショップ」編」からの続きです。
2020年11月22日、午前10時55分。
ターフィーショップを出た私は、てくてく歩いて競馬博物館へ。
競馬博物館
ここに入るのも久しぶりです。
入って右手に、エントランス展「第87回日本ダービー優勝馬展」。
今年のダービーを勝った、コントレイルにまつわる品が展示されていました。
実際にダービーで使用された鞭や勝負服など。
今年のダービーは無観客開催。あの日、この勝負服を実際に目にした客はいないわけです…なんだか感慨深い(^.^)
勝負服の右には、コントレイルの調教ゼッケンが飾られていました。
そして、その手前にあったのは…
矢作厩舎オリジナルマスク!
白と赤の厩舎カラーに、おなじみのイラスト。かわいらしい。
さきほどターフィーショップで、勝負服柄マスク(一枚2000円)を見てきたばかり…この矢作厩舎オリジナルマスクはプライスレスでしょう。
というかこのマスクこそが、今年のダービーを象徴するアイテムの一つなのかも…
マスク展示の意味
コロナ感染拡大防止のため、1944年以来となる無観客で行われた今年のダービー。
矢作調教師はファンをとても大切にする方で、コントレイルの雄姿を大観衆に見てもらいたかったはず。
ディープインパクトとの父子無敗二冠を達成はしたけれど、ファンにナマで見てもらうことはできませんでした。
コロナがなければ、ウィナーズサークルで大歓声を浴びたことでしょう。ヤハギ・コールだって起こったかもしれません。
コロナのせいで無観客開催となったダービー。
今回の展示にマスクがあるのは、いろんな意味で記憶に残るダービーを象徴するアイテムだからかな、と思いました。
赤と白の展示
競馬博物館の2階では、テーマ展「2019年度 JRA賞典」が開催。
受賞馬と受賞者のパネルがずらりと展示されていました。
最も目立つのは、やはり昨年の年度代表馬・リスグラシュー関係の展示。
リスのつけていた、メンコと頭絡。
蛍光灯の明かりが、リスの流星を見事に表現して…いませんね(‘_’)
しかし、1階の展示(コントレイル)といい、2階の展示(リスグラシュー)といい、矢作カラー一色といった感じです。
(赤と白だから、二色??)
リーディングトレーナー争いも、2020年11月23日現在、矢作師が1位。
勝利数だけでなく、モズアスコットやサトノインプレッサの重賞Vもある。そして今週のジャパンカップには、大将コントレイルを送り出します。
どんな競馬を見せてくれるのか…ほんとワクワクさせてくれます(^O^)/
怪物…
でもコントレイルには、まだこれといった愛称がないような気が。
父ディープインパクトは“英雄”だったから、えーと…
思いつかない。
何がいいかなー、とか考えながら競馬博物館を出たところで、
“怪物”
の二文字が去来。
というのも…
このイラスト(◎_◎;)
馬、というには目がデカすぎる。
かわいらしさを強調するデフォルメ?
にしては、歯とか やけにリアルでアンバランス。
「馬のかわいらしさをアピールしつつ、エサをあげないで&噛む場合があるから気をつけてネ、と注意喚起するイラストを作りたい!」
という依頼にこたえて作成されたもの、なのでしょう。たぶん。
「怪物」なんて思ってしまってスミマセン。
…でもボクは、おがわじゅりサンのイラストがいいナー(‘◇’)ゞ
さて、競馬博物館を出た私は、いよいよ本腰を入れて馬券を買う為にスタンドへ。
次回、「2020年秋、コロナ無観客後の東京競馬場へ。3週目-③ 「薔薇と白馬」編」へ続きます。
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