「2020年秋、コロナ無観客後の東京競馬場へ-③ ターフィーひっくり返る!編」からの続きです。
2020年11月8日、午前11時26分。
9ヶ月ぶりに入った東京競馬場なので、馬券も当然買いますが、あちこち探索してまわります。
通行止め…①
とにかく人が少ないし、換気の為にドアも開け放してあるので、てくてく歩ける。
そうやって歩きまわると、だんだんお腹がすいてきます。もうすぐ昼だし。
平常時であれば、フードコートでいろいろ選び放題。
あるいは内馬場で開催される「メガグルメ・フェスティバル」で、各種食べ物をチョイスすることもできました。
しかし、今は非常時。
たとえば西門フードコートでは、ラーメン屋さんとフライドチキン屋さんしか営業していませんでした。
また、内馬場に関しては…
――内馬場に行くこと自体、できなくなっていました。
ヒーローショーだったり、前述のグルメフェスだったり、そういったイベントができない以上、内馬場は閉鎖なんでしょうね。
ヒーローショーで思いだしたけれど、こうやって場内を散策していて一つ感じたことがあります。
それは…
「子供の姿を見ない」ということ。
子供、全然いませんでした。
「酒も飲めねぇし、大声も出せねぇし、俺ぁ家で電話投票の方がいいや」
…ってこんな子供はいない。
やはり、ミニ新幹線や遊具のある内馬場は閉鎖だし、ショーもないし、
「僕ぁ家でスマホいじってる方がいいや」
みたいになってしまうのかな。知らんけど。
通行止め…②
それにしても、ものものしい柵です。。。
「これより先は閉鎖しております」
この黄色い幕。かなり年期が入っています。
ということは、コロナ後に作ったものではありません。
何に使っているのか?
やはり「入場規制」でしょうか。
アイネスフウジンの勝った1990年ダービーは19万人(!)も入ったそうですが、「これ以上入れたらヤバイ」みたいな雰囲気だったのでは、と想像します。
そこで幕の出番!。
「そうかぁ、閉鎖かぁ。じゃぁ帰るかぁ。ダービー見たかったなぁ」
彼の後ろ姿に遠くから響く、ナカノ・コール…。
…ほんと、この幕の出番はどういう場面なのでしょう。
通行止めメモリアル
さて、内馬場に行けないことはわかりました。
歩きまわってのどが渇いたので、“耕一路“で買ったホットコーヒー(270円)を飲みます。
コーヒーの味は変わらない。
ひといきつくも、やはりここでも違和感をいだく光景が…
メモリアルスタンド、通行止めで入れません。
ガラス張りで換気が難しいからでしょうか。
ただ、JRAのスタッフの方はコーンの脇からスタスタとメモリアル方面へ歩いて行ってました。電気もついていたし、コロナが終わればまた入れるでしょう。当たり前か。
まとめ
ところで、「メモリアル」という言葉には「記念行事、覚え書き」という意味もあるようです。
閉鎖や通行止めといった制限はあれど、久しぶりに入ることができた競馬場。
9ヶ月ぶりに入れた今日は、「記念行事」と言ってもいいくらい。
コロナが収束すれば、内馬場もメモリアルスタンドも入れるようになるでしょう。
わざわざネットで指定席予約しなくても、「今日は競馬に行くか」と気軽に行くこともできるようになるでしょう。子供だって戻ってくる。
その時に今回の記事「2020年秋、コロナ無観客後の東京競馬場へ」を読めば、ああこんなこともあったんだ、と「覚え書き」の役割を果たすかも、と思います(^-^)
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