「2020年秋、コロナ無観客後の東京競馬場へ-② 場内の変化にビックリ!編」からの続きです。
2020年11月8日、午前10時32分。
第2レースが終わりました。
ひょうしぬけするほど人の少ないスタンドを抜け、パドックへ向かいます。
パドックへ
スタンドでは立ち入り規制により、コース付近には近づけませんでした。
パドックもまた、立ち入り規制が…
パドック最前列から数えて6段目くらいまでは、入ることができません。
ただ、スタンドとは違ってちょっとオシャレ(?)な立ち入り規制です。
スタンドでは無粋なコーンとポール等による規制でしたが、こちらパドックは植木鉢やプランターなど、植物による規制。
それぞれの印象を記すと…
◆スタンド:コーンとポール等による規制 → 入るなヨ
◆パドック:植木鉢やプランターによる規制 → 入らないでネ
という感じ。あんまり変わらないか。
でも、明らかに後者の方がやわらかい印象。
パドックは馬場造園課の管轄だから、立ち入り規制もナチュラル仕様なのかな…たぶん。
この “植物による規制” にいきつくまでは、かなりの議論があったのではないでしょうか。
Aさん 「パドックの立ち入り規制は、コーンとポールではない形でやりたいと思います」
Bさん 「なにそれ。コーンとポールでいいじゃん」
Aさん 「いえ。馬場造園課としては、植物による規制を提案します」
Bさん 「植物ぅ?大竹柵とか大いけ垣でも置くのかよ。
踏み切ってジャンプゥして入っちゃう奴、いるんじゃねぇの」
Aさん 「いえ。植木鉢とプランターを設置するのがよいかと思います」
…こんな議論があったかどうかは知りませんが、植物による立ち入り規制、とってもよいと思います(^^)
ただ、そんな素晴らしい馬場造園課も重大なミスを犯していました。
それは…
ターフィーひっくり返る!
そう。ターフィーがひっくり返っていたのです。
これを見つけた時、思わず「なにやってんだおまえ」と声をかけたくなりました。
写真をご覧ください。
…どうしてこうなったのか( ;∀;)
ちなみに、ひっくり返りターフィーは何ヶ所かありました。
“隠れミッキーを探せ!” ならぬ “ひっくり返りターフィーを探せ! “をやってみるのもまた一興かも?
…そんなヒマ、ないですよね。
せっかく競馬場に来たんだもの――テレビでは決して味わうことのできない、馬の息づかいや匂い、しぐさや足音を存分に楽しみたい。
さて、第3レースの馬たちも騎手を乗せ、パドックを後にしました。
私もスタンドへ向かいます。
次回、「2020年秋、コロナ無観客後の東京競馬場へ-④ 通行止めメモリアル!編」に続きます。
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