「2020年秋、コロナ無観客後の東京競馬場へ。2週目-① 「静かなる庭園」編」からの続きです。
2020年11月15日、午前11時22分。
東京第4レースが終わりました。
午前中のレースは全部、一番人気が一着。午後は逆に荒れるかな?
場内は昼休みに入ります。
トゥルーアート、デビュー!
次の第5レースは新馬戦。
キャロットのトゥルーアートがデビューするので、急いでパンを食べます。
ハトが遠慮なく近づいてくるので、「お前にはやらん。これはカルガモ用だ」と慌てて食べます。あっ、全部なくなっちゃった。
…昼飯を終えて、パドックへ向かいます。
トゥルーアートは結構人気になっている。それもそのはず、フックラして良い仕上がり。
落ち着いて周回できており、これは好結果が期待できそう。
ふいに暖かい風が吹いて、頭上から落ち葉がさらさらと舞い散ります。
写真は、落ち葉に動じることもなく、ちらと視線をくれたトゥルーアートです。

同じキャロットのフェットデメールは、418kgという馬体重よりもなんかこじんまりした印象。
逆にやたらでかくて目立つのが、一番人気のカフェカエサル。
馬体重を見ると、514kg。えっ、もっとありそうな気がするが。
堀厩舎の馬らしく、内に闘志を秘めているのがモロに伝わってくるような感じ。
ライバル筆頭はこの馬かな。
騎乗命令がかかりました。トゥルーアートのもとに、大竹調教師と三浦騎手がやってきます。
トゥルーアートは騎手を乗せてもチャカついたりせず、堂々とした様子で馬場へ向かいます。

あの人とあの人が仲良く歩く
ジョッキーを乗せたトゥルーアートが馬場へ。
それを見送った大竹調教師は、誰かとにこやかに話しながら馬道へ向かいます。
誰か、とは誰か。
――堀調教師でした。
へー、大竹師と堀師。
同じ関東の調教師だし、年齢も近いし(堀師が2つ上)、仲良さそうに見えました。
何をしゃべっていたかは不明ですが、鬼滅の刃の話とかじゃなくて、まぁ間違いなく馬のことでしょう。
カフェ…
さて、トゥルーアート。デビュー戦の結果は…
2着。
上がり最速で猛追しましたが、クビ差届かず…悔しい(:_;)
勝ったのは、カフェカエサル。
カフェが大竹師の前に立ちふさがる。カフェが…
…どうしても、ソーヴァリアントを思い浮かべてしまう。
先週(11月7日)の東京4レース。大竹厩舎のソーヴァリアントは1着になるも、理化学検査の結果、検体から「カフェイン」が検出された為に失格になりました。
調査結果が待たれるところです。
困りもののコーヒー
しかし、堀師1着、大竹師2着か。さきほどパドックで二人がにこやかにしゃべるのを見ただけに、うーん。
私は逆の馬単(トゥルーアート ⇒ カフェカエサル)しか持ってない。馬連も買っておけばよかった…うーん。
――カフェめ。
気をとりなおすべく、“三幸”でホットコーヒーを買います。
てくてく歩きながらコーヒーをすする…アチイ(◎×◎;)!
目測を誤ったというか、歩きながらだから揺らぎが生じたというか…とにかく予想より多くコーヒーが口に含まれてしまった。あちい。
――コーヒーめ。
…というわけで、この日の昼はカフェ&コーヒーにやられてしまいました。
この借り(?)は馬券で取り返す!
そう意気込んで、午後のレースに立ち向かいます。
次回、「2020年秋、コロナ無観客後の東京競馬場へ。2週目-③ 「府中で見るエリ女」編」に続きます(^O^)/
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