夏の風物詩、「新潟千直・ミルファーム祭り」はまだ先の話ですが。
あんな感じで、「同じ馬主さんの馬が、同じレースにたくさん出てくる」という光景はどこの国でも起こるものです。
同じレースに、同じ勝負服
ヨーロッパでは――
Aが逃げてペースを作り、Bは好位追走。Cは後方で脚をためる。
で。
A・B・C、どれが勝ってもOK!
…みたいなケースがあると聞きます。
大馬主ならではの作戦ですね。
――さて、ところ変わって日本。
というか、函館。
キャロットの馬が3頭出走したレースがありました。
今日はそのお話です(^O^)/
1つのレースに、3頭のキャロット
そのレースは、7月4日の函館8レース。牝馬限定戦。
キャロット3頭出しでした。
人気順に記載すると…
6番人気 ファジェス。
9番人気 アメリカンウェイク。
11番人気 ファクトゥーラ。
いずれも人気薄。
ただ、キャロ公式コメントでは3頭とも「一発狙います!」的な雰囲気でした。
さぁ、キャロット3人娘はどんなレースを繰り広げたのか?
同じ勝負服だし、お互いにサポート…というのは難しいとしても。
誰かが勝利をつかむことができたのでしょうか?
1頭の逃げ馬に、1頭のマクり
結果から言うと…。
サポートどころか、潰し合いでした( ;∀;)
レースは、アメリカンウェイクがマイペースで逃げる展開。
しかし3コーナー過ぎあたりで、マクりをかけてハナを奪う馬がいる。
「おいおい、誰だよ?!」
見ると、キャロットの勝負服。
ファジェスでした(‘◇’)ゞ
アメリカちゃんはそこで集中力が切れたのか失速、7着…。
さて。
逃げるアメリカちゃんを潰した…じゃない、マクりをかけたファジェス。
乗っていたのは、横山和生騎手。
「メリハリのある競馬を」という安田隆行調教師のオーダーを守ったわけです。
テキ(調教師)の指示に従うのはいいけど…。
アメリカちゃん陣営(出資者含む)からすると、「…(-_-#)」て感じでした。悪いけど。
でも、ファジェスはマクりが功を奏して2着と健闘。
フレッシュな3歳だけに、2勝目は近そう。
そして3頭目のキャロット、ファクトゥーラは…。
10着でした(._.)
横山和生クンと、安田隆行センセイ
――まぁ、今回は「逃げるキャロットに捲りをかけるキャロット」という図式が鮮明だっただけで。
“ノーザンファーム生産馬“ というくくりで考えれば、こういう対決は多くのレースで起きていると思います。
なので。
ファジェスの横山和生クン&安田隆行センセイを恨む気持ちはありません。
というか。
このコンビには、今度の日曜に世話になるのだった。
7月11日、函館2レース。3歳未勝利、芝1200メートル。
バンベルク。
和生クン&安田センセイの手腕に期待です。
バンベルクは、2着→2着→3着→4着→2着→2着と来ているので。
もう、さすがに、そろそろ、勝たせてくれヨ…(´ー`)
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