グレナディアガーズ、朝日杯フューチュリティステークス優勝!
1:32.3というレコードタイムを叩き出して、2歳マイル王に輝きました。
2着は、2番人気 ステラヴェローチェ。
3着は、1番人気 レッドベルオーブ。
人気馬を従えての、堂々たる勝利でした。
ところで、勝ったグレナディアガーズは7番人気。単勝1750円もつきました。
何故こんなに人気がなかったのか?
――やはり、「勝ち上がるのに時間がかかったから」でしょうか…。
グレナディアガーズの戦歴をふりかえる
グレナディアガーズは、新潟芝1400メートルの新馬戦でデビュー。
1番人気に支持されるも、2着でした。
2戦目は、9月19日の中京芝1600メートル。
道中かなり行きたがってしまい、最後は失速しての4着。
このレースを勝ったのがレッドベルオーブ。
1:33.1のレコードタイムでした。
レッドから3馬身ほど遅れた2着は、キャロットのカスティーリャ。
(カスティーリャは、直線なかばでグレナディアガーズを置き去りにする末脚を見せましたが、前を行くレッドには届かず…。)
グレナディアガーズは、3戦目でようやく初勝利をあげます。
阪神芝1400メートル。2番手追走から難なく抜け出すと、1:20.4という破格のタイムで駆け抜けました。
初勝利をあげるのに3戦も要してしまった…。
でも、ありあまるスピードの生かし方がようやく身についてきた感じ。
幸い、今年の朝日杯は1勝馬でも出走可能。
果敢にG1に駒を進めます。
朝日杯フューチュリティステークスへ
とはいえ、無敗馬や重賞ウィナーなどに比べると「3戦目で初勝利」という戦績はやはり見劣る。
7番人気という低評価も、仕方がなかったかもしれません。
朝日杯フューチュリティステークスは、キャロットのモントライゼが超ハイペースで大逃げ。
これが結果的に、ありあまるほどのスピードを持つグレナディアガーズに味方した印象です。
一方、3着に敗れたレッドベルオーブ。
敗因について、「位置取りでベストの選択をできなかった」とコメントが出ています。
カスティーリャに、光
しかし。競馬は奥深いなー、と改めて思います。
9月19日の未勝利戦では、こんな順番でした。
着順 | 馬名 | タイム |
1着 | レッドベルオーブ | 1:33.1 |
2着 | カスティーリャ | 1:33.7 |
4着 | グレナディアガーズ | 1:34.3 |
それが、本日の朝日杯ではこうなった↓
着順 | 馬名 | タイム |
1着 | グレナディアガーズ | 1:32.3 |
3着 | レッドベルオーブ | 1:32.7 |
ただ、グレナディアガーズ陣営もレッドベルオーブ陣営も、今日のレースだけで「勝負付けは済んだ」とは思っていないでしょう。
レース展開等によって着順は前後するくらい、実力伯仲なのではないでしょうか。
――ということは。
9月19日の未勝利戦で、グレナディアガーズとレッドベルオーブの間にいた “あの馬” 。
今日のレース結果により、“彼” が脚光を浴びることになりそう。
彼とは誰か。
そう! カスティーリャです(^o^)!!
「今日の朝日杯にもしカスティーリャが出ていたら、2着はあった」
とは言いません。でも。
グレナディアガーズやレッドベルオーブという重賞ウィナーにもひけを取らない存在であることは、間違いありません!
そんなカスティーリャ。
次走は、2021年1月10日のシンザン記念を予定しています。
今年シンザン記念が行われるのは、中京…これも追い風ぽい。
グレナディアガーズ&レッドベルオーブと再戦する為にも、まずは重賞制覇を(^O^)/
コメント