菊花賞が終わりました!
タイトルホルダー & 横山武史
勝ったのは、タイトルホルダーでした。
逃げの手を打ち、5馬身差の圧勝。
鞍上の横山武史騎手は、完全に今年の牡馬クラシックの主役でしたね。
・皐月賞 1着(エフフォーリア)
・ダービー 2着(エフフォーリア)
・菊花賞 1着(タイトルホルダー)
負けたのはダービーだけ。それも、ハナ差。
本当に、頼れる若武者です(^O^)/
セイウンスカイ & 横山典弘
さて、今年の菊花賞。
逃げ圧勝、横山、ということで――。
レース後、セイウンスカイを思い出しました。
1998年の菊花賞を逃げ切った、セイウンスカイ。
2着スペシャルウィークにつけた着差は、3馬身2分の1。
武史騎手の父、横山典弘騎手を背に、圧巻の勝利をおさめました。
セイウンスカイの菊、今から23年前ですか…。
時が流れるのは早いもんだ(;’∀’)
…というか。
武史騎手が生まれたのが、スペシャルウィークとセイウンスカイがクラシックを戦った1998年。
ノリさんがセイウンスカイに思いをはせる時、赤ちゃんだった武史クンのことも一緒に思い出したりするのでしょうか(´ー`)
外枠の スペシャルウィーク & オーソクレース
1998年の菊花賞。
勝ったセイウンスカイは、絶好の2枠4番でしたが。
2着だったスペシャルウィークは、8枠17番。
ほぼ大外枠からの発走でした。
単勝1.5倍の断然人気ながら、勝ち馬からだいぶ差をつけられての2着…。
いろいろ敗因はあっただろうけど、やっぱり “外枠“ というファクターは大きかったと記憶しています。
――そう考えると。
2021年の菊花賞も、なんか「歴史が繰り返された」感があります。
逃げ切ったタイトルホルダーは、絶好の2枠3番。
2着だったオーソクレースは、正真正銘の大外である8枠18番…。
よくあんな外枠から出て、2着まで上がってきてくれたものです。
オーソクレース自身の走破タイムは、3:05.4。上りは 34.8。
立派な数字です!
※昨年のコントレイルは、3:05.5。上りは 35.2。
初の関西輸送、初の距離…こなすべき課題は多かったけれど、勝ち馬に次ぐ2着に入ったオーソクレース。
今日のレースはまだ5戦目だし、今後の伸びシロは存分にある。
個人的には有馬記念に出てきたら大勝負したいところですが、まずは激走の疲れを癒してほしい(^-^)
「マリアっぽくなっている」とは
レース後。
オーソクレースを管理する久保田調教師は、負けて悔しいのは確かだけど、全体的には頑張った人馬を称えるトーンでした。
キャロットのコメントの中には、こんな表現も…。
「勝負どころの姿がどんどんマリアっぽくなっているのには苦笑いした」
マリアっぽくなっている…。
これは、きっとこういうことかな?
「鞍上が追いに追って前との差をつめて行く姿が、マリアに似てきた」
そんなニュアンスかな…と想像します。
ビュッというキレ味ではなく、じわじわと、しかし確実に前進する…。
キタサンブラックやドゥラメンテを撃破した、マリアの真骨頂です。
どんどんマリアっぽくなってきているという、オーソクレース。
有馬記念を視野に入れるかどうかは、現時点では不明ですが。
母のG1勝ちは、エリザベス女王杯と宝塚記念という2200m戦だったので。
2022年の宝塚記念は、出走したら大勝負(≧▽≦)
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