「最速王を決めるG1」
「最もスピーディなG1」
「最も速く終わるG1」・・・
スプリンターズステークスはそんな風に称されることがあります。(高松宮記念も同様)
実際、70秒以内で終わるG1は上記2レースだけ。
ふだん競馬にあまり興味がなくても「そんな速いレースだったら、ちょっと見てみようかナ」とテレビをつけた方もいるかもしれません。
そういう方は、昨日のレースをどう思ったのでしょう…以下は推測です。
「そういや、始まるの3時40分だっけ」
テレビをつける。
「おお、ファンファーレだ。いよいよだな」
ビアンフェが枠に入・・・らない。
「なんか嫌がってるナ」
ビアンフェが枠に全然入らない。
「おーい、何分かかってんだよ」
ようやくビアンフェが枠に入る。
「やっと1頭入った…他の馬もさっきのみたいにゴネたら、スタート何時になるんだよ」
他の馬はゴネず、スムーズに入っていく。
「はぁ、やっとスタートか。何?もう3時47分じゃん」
モズスーパーフレア逃げる。グランアレグリア追い込む。
「レースはスピーディだったなぁ。でも」
…ふだん競馬を見ない人からしたら、昨日の「最速王を決めるまでの過程」は実にじれったかったでしょう。
レースが1分ちょいで終わったのに対し、枠入りは6分ほどかかりました。
「馬は動物なので、いつも人間の思い通りにいくわけじゃないんだ」
と理解してもらえればいいな、と思います。
「競馬ってのは、スタート予定時刻のだいたい7分後くらいに始まるものだ」
みたいな解釈はしないでほしいな、と思います(*^^*)
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