“キャヴァルドレ“ と言われても、キャロット会員以外はわからない。
たとえ会員でも、全頭くまなく見ていない方は
「そんな馬いたっけ…」
と思うかもしれません。
8/25現在、カタログもまだ届いていないし。
キャロット2021募集馬、中央入厩予定の大トリが この馬。
募集番号88番、キャヴァルドレの20です。
懐かしのサンデーブレイク
母キャヴァルドレは、フランス産。
日本で走ったことはありません。
初仔がキャロット募集なので、聞いたことのない名前…と思うのも無理はありません。
でも。
血統表を見ると、日本に縁のあることがわかります。
キャヴァルドレの父は、サンデーブレイク。
北海道のノースヒルズで生まれ、渡米してアメリカの重賞を勝ちました。
そんなサンデーブレイクは、キズナの半兄。
なので、この血統が日本の高速馬場をこなす下地は充分にある。
ていうか、むしろ高速馬場でこそ本領発揮!という可能性だってあります。
――さて。
キャヴァルドレの20は、現時点の馬体重470kg。
なるほどボリューム満点です。
悠然とクビをつかった歩様は、柔らかみがあってスムーズ。
阪神や東京など、大きな競馬場が合いそうに思います。
とはいえ、小倉や中山でスピード勝負に持ち込むのもアリかも。
小回りコースもこなしそうです。
ぐるぐるの旋回癖
――“小回り“ と書いた以上、触れないわけにいかないのが。
本馬の悪癖、「旋回癖」です。
旋回癖。
キャロット2021カタログの【用語説明】によると――
馬房の中でぐるぐる回る癖で、馬の行動異常の中でも常同行動と呼ばれるもののひとつです。
常同行動というのは、一定の動作が繰り返し行われますが、目的や意味がはっきりしないため制御したり矯正したりするのは難しいとされています。
ただ、旋回癖は特別な疾患に結びつくような性格はありません。
――とのこと。
馬房の中でぐるぐる回る…。
“小回り“ どころじゃない、超小回り。
本来リラックスするべき場所で動き回るなんて…。
それは、自主トレなんかじゃありません(‘◇’)ゞ
やっぱり、馬房ではおとなしくしていてほしいものです。
今年もコロナのせいで募集馬見学ツアーはありませんが、もしあったとしたら。
キャヴァルドレの20のスタッフさんは、
「旋回癖、ダイジョーブですか?」
と何度も聞かれるんだろうな…。
ここで改めて確認です。
キャロットのカタログにも書かれていますが、
旋回癖は特別な疾患に結びつくような性格はありません。
とのこと。
裏を返せば、
「心配せずに出資してネ!」
ということです。
…まぁそんなことは、私なんぞが言うまでもありません。
「いやー、旋回癖がコワイから出資見送りだよ」
なんて人は、きっと全然いないでしょうし(^-^;
エクリプスのイラスト
というか、むしろ。
キャヴァルドレの20が活躍した暁には、おがわじゅりサンがイラストを描いてくれそう。
“旋回癖“ という “個性”(?)にフォーカスした4コマ漫画を、エクリプス誌上で披露してくれそう。
漫画のタイトルは…
「回る回るキャバちゃん」
…スミマセン、妄想が先走りすぎました_(._.)_
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