ヴァーダイトが通算3勝目を挙げました!
ダートに限れば、3戦2勝。
前走の中京ダートでの敗戦がウソのような、実に強い勝ち方でした(^o^)
とはいえ本日のレースに臨むにあたり、私は彼に全幅の信頼は置いていませんでした(スミマセン)。
前走、昇級初戦の敗退を見て、
「なんかフォルトファーレンぽいのかもナ…」
そんな印象を抱いたからです。
ヴァーダイトに見る、全兄の姿
フォルトファーレンは、ヴァーダイトの一番上の兄。
2頭は全兄弟です(父ディープインパクト、母クリソプレーズ)。
フォルトは芝でデビューするも芽が出ず、初勝利はダート。
500万条件では2ケタ着順が続きますが、昇級4戦目に2勝目をゲット。
1000万条件に昇級するも通用せず。
その後、今ではなつかしい “降級” により再度500万条件へ。
やがて音無厩舎から大和田厩舎に転厩すると、芝長距離で連対するなど新味を見せ、7歳まで現役を続けました。
黒くて見栄えのする、カッコいい奴でした(^ ^)
黒くて見栄えのする、カッコいいヴァーダイト。なにせフォルトと全兄弟。
フォルトは昇級直後は大敗していた。なので。
「ヴァーダイトもなぁ…もうちょいクラス慣れが必要なのかなぁ…」
みたいに思ってしまった。
ヴァーダイトに見る、半兄の姿
そして。本日のレース中盤、向こう正面あたりでは。
2番手追走ヴァーダイトの外を、他馬がぐんぐん上がって追い抜いていくシーンが。
それを見て、
「なんかリアファルの菊花賞みたいだナ…やだな」
と嫌な予感がしました。
リアファルは、ヴァーダイトの半兄。
父ゼンノロブロイ、母クリソプレーズです。
クリソプレーズの長男フォルトファーレンと違い、4番仔リアファルは新馬戦から勝利。
ダートでデビューしたけれど、その後 芝のマレーシアカップ → 神戸新聞杯と連勝。
菊花賞では1番人気に支持されるも、キタサンブラックの3着でした。
その菊花賞。
レース中盤、2番手追走リアファルの外を、他馬がぐんぐん上がって追い抜いていく。
「うわー、やめろやめろ(;´д`)」
声が出ました。
にわかに先行争いが激化…間違いなく、ここがレースのキーポイントでしたね。
この流れに巻き込まれず、息をひそめていたキタサンが勝ったわけです。
ホント、あの激流が痛かった(;_:)
で、話は本日のヴァーダイトのレースに戻ります。
先行するヴァーダイトを、外から他馬が追い抜いて行く…リアファルの菊花賞がよぎる。
「うわー、やめろやめろ(;´д`)」
そんな思いで見てました。
ヴァーダイトに見る、明るい未来
しかし、そんな弱気な私の思惑など関係なく。
ヴァーダイトは勝った!!
半兄クリソベリルのように…と言うのはまだチト早いかな。
半兄クリソライトのように…そう、クリソライトのように!
直線、抜け出してからは堂々たる横綱相撲でした(*^▽^*)
全姉マリアライト & 全姉エリスライトも、古馬になって勝ち星を追加しましたし。
ヴァーダイトの今後は明るい(*^^)v
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