先週末は、キャロットの馬が東西メインを制覇。
・レシステンシア(セントウルS)
・カテドラル(京成杯AH)
改めて、キャロットの存在感が全国にアピールされました(^O^)/
キャロットには強い馬しかいない?
これから一口馬主になりたい…と考えている方は、あの結果を見て
「キャロットすごい!」
「キャロットには、強い馬しかいないんじゃない!?」
と目を輝かせたかもしれません。
「キャロットすごい」
これは、まぎれもない真実。
キャロットはすごいクラブです(^-^)
しかし。
「キャロットには強い馬しかいない」
なんてことは…
ありません(^-^;
重賞をたて続けに勝つくらい、良駒がそろっているのは確か。
でも。
大舞台に立つことができるのは、ほんの一握り。
そこにたどりつけない仔だって、当然いるわけです。
というか。
そっちの方が断然多いわけです…。
――ということで。
今回は、「重賞級の期待を背負ってデビューするも、戦績はちょっと…」という馬にスポットを当ててみたいと思います。
具体的には。
募集額1億円越えの、現3歳馬。
全部で5頭います。
さっそく、見てみましょう(”_”)
1億円越え、関東馬編
まずは、関東馬から。
◆アークライト
募集額:1億2000万円
父:ディープインパクト 母:ヒストリックスター
全姉は、あの!ハープスター。
生まれた瞬間から「ダービー馬だ!」みたいな期待があったに違いありません。
…。
現在、8戦0勝。
2着は4回もあるんだけども。
NF天栄で放牧中。
◆アルマドラード
募集額:1億4000万円
父:キングカメハメハ 母:ラドラーダ
全兄は、あの!レイデオロ。
こちらも当然、生まれた瞬間から「ダービー馬だ!」みたいな期待があったに違いありません。
…。
現在、4戦1勝。
ちなみに、勝ち星はダートでした。
その時「芝でもやれる!」とルメール騎手が言ってくれたので、次走は芝…かな(^-^)
1億円越え、関西馬編
続いては、関西馬です。
◆クローヴィス
募集額:1億円
父:ハーツクライ 母:リリサイド
全姉は、あの!リスグラシュー。
間違いなく、生まれた瞬間から「ダービー馬だ!」みたいな期待があったに違いありません。
…。
JRAでは、4戦0勝。
ファンド解散後、9/1に名古屋で初勝利を挙げました。
↑ 1着賞金34万円。
◆セブンサミット
募集額:1億円
父:モーリス 母:シンハライト
母は、あの!シンハライト。
やっぱり、生まれた瞬間から「ダービー馬だ!」みたいな期待があったに違いありません。
…
現在、6戦0勝。
2着は2回あるんですけどね…。
NF早来で放牧中。
◆ルペルカーリア
募集額:1億2000万円
父:モーリス 母:シーザリオ
半兄は、あの!
エピファネイア!
リオンディーズ!!
サートゥルナーリア!!!
正真正銘、生まれた瞬間から… 以下略_(._.)_
現在、4戦1勝。
兄たちはクラシックに駒を進めていただけに、ルペルの春の戦績(京都新聞杯2着)はちょっと物足りなかった気も…。
血統が血統なので、求められるものが大きいのです。
でも!
今週セントライト記念に出走を予定しており、その後は菊花賞も待っている。
がんばれ モーザリオ(^O^)
1億円越え、総括
――募集額1億円越えの3歳馬。
全5頭を振り返ってみましたが。
勝ち上がったのは…2頭だけでした。
アルマドラードと、ルペルカーリア。
…中央未勝利は3頭。
アークライト・クローヴィス・セブンサミット。
なかなかシビアです。
いずれも大きな夢を見させてくれる超良血馬ですが、その代償もまた大きかった(´ー`)
――なんて、過去形で語ってはいけない!
最近の競馬は、どちらかというと “早熟” が求められている印象もありますが。
晩成型の馬だって、なかには当然いるわけです。
超良血が覚醒して、驚異の巻き返しを見せることだって十分あり得る。
アークライトとセブンサミットは、今後は1勝クラスへの格上挑戦に活路を見出すのでしょう。
クローヴィスは…。
…。
名古屋で頑張ってほしい(‘◇’)ゞ
えーと、まとめますと。
これからキャロットに入りたい!と考えている方には、
「東西メインレース制覇!みたいなド派手なパフォーマンスの影には、こういう高額馬もいるヨ!」
ということを頭に入れておいてほしいと思います。
「高額馬が重賞を勝つことも、多々あるけどネ」とも言い添えて、今回はおしまい_(._.)_
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