【新種牡馬キタサンブラックについて-① 「初めてキタサンを見た日」編】からの続きです(^^)
2015年、菊花賞
キタサンブラックを初めて見たのは、2015年2月22日でした。
※ ↑ 東京の500万クラス、1着
では、2回目に見たのはいつかというと…。
忘れもしない。
2015年10月25日。
菊花賞の日です。
その日、私は京都競馬場にいました。
「リアファルが勝つ!」と信じての遠征です(^O^)/
リアファルは、キャロットの馬。
名繁殖牝馬クリソプレーズの4番仔で、「ゼンノロブロイの最高傑作になる!」と思っていました。
リアファル。
最初の頃はダート戦を走っていましたが、初芝のマレーシアCで圧勝。
続く神戸新聞杯も、リアルスティールを2馬身突き放して逃げ切り勝ち。
菊花賞制覇がいよいよ現実味を帯びてきた。
「これはもう、現地で観戦しないと!!」
そう思い、京都へ行ったのでした(^-^)
いい天気。まつり日和。
菊花賞。
リアファルは、栄えある1番人気に支持されました。
2番人気は、末脚鋭いリアルスティール。
3番人気は、ダービー2着が光るサトノラーゼン。
キタサンブラックは、5番人気。
低評価と言ってもよいでしょう。
キタサンの血統、“母父サクラバクシンオー“ が最も不安視されたのがこの頃だったですかね。
めったに行かない京都競馬場。なので。
遠くから & 逆光 という、こんな写真しか残っていません。
雲一つない晴天でした。
ホントに、良い天気でした!
「まつり」日和にふさわしい…って、パドックを見ている時は全くそんなことは思わなかったけど(*_*)
リアファルはときおりチャカつくものの、許容範囲かと思われました。
「スムーズなレースなら、菊花賞馬になれる!」と信じていました。
菊花賞、終了。
――レースは、スムーズじゃなかった(;_:)
先行していたリアファルは、向こう正面で後続にドッと押し寄せられ、厳しい流れに…。
直線でなんとか脚を繰り出すも、3着がせいいっぱいでした。
2着はリアルスティール。
後ろでじっとしていたのが正解でした。
そして1着が、キタサンブラック。
激流に巻き込まれず、自分のペースを守った北村宏司騎手の手綱も冴えていました。
というわけで。
菊花賞は終わってしまった。
伝説のウイニングライブ
さぁ!
レースの後はウイニングライブ!
…というのは “ウマ娘“ ですが。
この日、現実の世界でもウイニングライブが行われたのです!
キタサンブラックのオーナー、サブちゃんこと北島三郎による「まつり」熱唱!!
♪まーつりだ、まつりだ、まつりだ、キタサンまーつーりぃ~
♪これが競馬の、まつりぃーだよぉ~
…期待のリアファルが負けて、私はボーゼンとしていたんですが。
あまりに嬉しそうなサブちゃんの笑顔 & 歌に、いつのまにか手拍子をしていました。
そして最後には、パチパチと拍手までしていました。。。
いやー、今改めてふりかえってみると。
貴重な経験をしたものです。
ウイニングライブをナマで見たのですから!
「サブちゃんのライブを見た」と考えれば、京都への遠征費 & 馬券出費 も安い安い(;O;)
キタサンブラックは実力も当然ありましたが、オーナーの人格も含めて、みんなから一目置かれていたように思います。
「そして、みんなの愛馬になった」
ヒーロー列伝のキャッチコピーが全てを表しています(^O^)/
――というわけで。
現役時代のキタサンブラックの思い出でした。
次回はいよいよ、種牡馬としてのキタサンブラックについて。
【新種牡馬キタサンブラック-③ 「デビューが待ち遠しい」編】に続きます(^O^)/
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