2022年、2月いっぱいで引退の藤沢和雄 調教師。
その姿を競馬場で見ることのできる機会も、残りわずか…というわけで。
東京競馬場に、会いに(?)行ってきました!
ビートエモーションと藤沢先生
2月12日(土曜日)。
この日は朝から良いお天気で、東京競馬場には陽射しが降り注いでいました。
午前中に行われた新馬戦。
断然の1番人気は、藤沢厩舎のビートエモーションでした。
ビートエモーションの父は、Quality Road。
アメリカ生まれのマル外です。
藤沢厩舎のマル外といえば…。
シンコウラブリイやタイキシャトルにマグナーテンなど、枚挙にいとまがありません。
「強いマル外といえば藤沢厩舎!」というイメージがある方も多いのではないでしょうか。
引退間近の藤沢厩舎が送り出すビートエモーションも、2倍を切るオッズだし、相当の大物かも…。
そんな事を思いながらパドックを見ていたら。
騎乗命令がかかり、関係者が馬のもとへ。
藤沢先生も現れました。
今月いっぱいで引退か…と思うと寂しい(;_;)
パドックに現れる前は、もうすぐ開業する蛯名正義師と会話をしている姿が見られました。
そして。
ルメール騎手を背にしたビートエモーション。
イレ込むこともなく、馬場へ向かっていきました。
上の写真では、ビートエモーションに光が降り注いでいるみたい。
※加工したわけじゃないですヨ。
――結果は、2着。
勝ち馬を猛追するも、クビ差及びませんでした。
藤沢先生の偉大な足跡
ビートエモーション、新馬勝ちはできなかったけれど。
次走は確勝級でしょう。
さて。
この日のお昼休みだったかな。
「藤沢和雄 調教師の歩み」といった感じの映像が、ターフビジョンに流れました。
詳しい内容はウロ覚えですが、内容は確か…
・若き日は海外で研鑽を積んだ
・馬なり調教を取り入れた
・馬優先主義
・積極的に海外に挑戦した
・メディアやファンに、競馬の事をわかりやすく伝えた
…こんな感じだったと記憶しています。
引退を間近に控えた藤沢先生の功績が、短い映像にまとめられていました。
レイデオロやグランアレグリアの雄姿も紹介されていましたね(^O^)/
いやー、藤沢先生がいかに偉大なのか、改めて思い知りました!
この映像を見て、午後に出走するルナシオンへの期待が高まったのは、言うまでもありません!(^^)
おーい、ルナシオン…
ルナシオン。
東京10レース、雲雀ステークスに出走です。
近走は二ケタ着順のルナシオンですが。
ようやく復調気配 & 得意の東京ということで、期待をもってパドックへ。
単勝オッズはおいしい感じ!
馬体重は…な、なんだコレ!?
プラス22kg、だと?(◎_◎;)!
とはいえ、この数字だけ見ると激増ですが。
昨年2勝クラスを勝った時の体重と同じなので、好調時のコンディションに戻った!と解釈しました。
この日は気温が高かったけれど、発汗もありません。
集中力があるか?というと正直ビミョーな印象でしたが…。
久々の実戦でもあるし、とにかく無事に…という気持ちも。
杉原騎手を背に、馬場へ向かいます。
彼は今年まだ勝ち星がないので、師匠(藤沢先生)の馬で勝てたらいいナ!とエールを送ります。
――そして、結果は…。
びりでした(;_:)
…スタート後、確かに行きたがるそぶりを見せてはいたけれど。
直線に入ってからの伸び脚は…うーん。
伸びるというか、置いていかれるというか…ううーん。
牡馬なら、「去勢」の2文字が思い浮かぶところですが。
ルナシオンは5歳牝馬なので…正直、「引退」の2文字が思い浮かびました。
藤沢先生と同じタイミングでの引退…。
雲雀ステークスのレース内容から、それも仕方ないかな…と覚悟しています。
「無事に牧場に戻ることが大事」といった言葉も、師が仰っていたと思うし。
…でも。
ルナシオン、もし続戦の場合は。
移籍先は…やっぱり蛯名厩舎かな?
新天地で新生ルナシオンが見られたら、それはとっても嬉しいですが(´ー`)
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