有馬記念の枠順が決まりました!
逃げ馬バビットが最内1枠1番。
ジャパンカップで大逃げをうったキセキは3枠6番。
この2頭の出方がレースのカギをにぎります。
ファン投票1位のクロノジェネシスは5枠9番。
シルクのオーソリティは6枠12番。
古馬の牡馬代表格のフィエールマンは7枠13番。
内・外、まんべんなく有力馬が配された印象です。
発走は、12月27日 15時25分。
「今から予想ダ!」という方も多いと思いますが、予想ツールとしてこんなものがあるのをご存じでしょうか。
有馬記念スペシャル出馬表
JRAのホームページには、有馬記念「スペシャル出馬表」というものがあります。
一見ふつうの出馬表のようですが、下記3つの映像を見ることができるスグレモノ。
・調教
・パドック
・レース
近3走に限定されますが、予想の役にたつこと間違いなし。
G1の時にだけ現れる、まさにスペシャルな出馬表です。
調教に関しては、とれたてホヤホヤの映像も見ることができます。
また、各馬の詳細を見ることもできるので便利。
名前欄の下部にある「+データ」というところをクリックすると、
・父の産駒の、過去10年の有馬記念成績
・母のデータ
・母父の、過去20年の有馬記念成績
・調教師の、過去10年の有馬記念成績
・騎手の、過去10年の有馬記念成績
これらが表示されます。例として、フィエールマンを見てみましょう。
フィエールマンのスペシャル出馬表
フィエールマンのスペシャル出馬表を見ると――
◆父:ディープインパクト
ディープ産駒は、2016年サトノダイヤモンド・2014年ジェンティルドンナの2頭が有馬記念制覇。
2013年にはダノンバラード(15着)の名前も…懐かしい。
◆母:リュヌドール
表示されるのは、2004年のジャパンカップに出走した際の写真。
光の加減でしょうか、なんだかキタサンみたいな勝負服に見えます。気のせい、でしょう(^-^)
◆母の父:Green Tune
母父Green Tuneの馬は、過去に有馬記念4着がある…って、昨年のフィエールマンです。
◆調教師:手塚貴久
手塚師も過去に有馬記念4着が…って、これも昨年のフィエールマン。
◆騎手:C.ルメール
2019年アーモンドアイこそ9着だったものの、2018年レイデオロ(2着)、2017年クイーンズリング(2着)、そして2016年サトノダイヤモンド(1着)。
さすがルメさん、といったところ。
――このように、スペシャル出馬表を見ることで
「この種牡馬の有馬の成績は?」とか、
「この調教師は有馬を勝ったことあったっけ?」
みたいな疑問を解消することができます。
そうやって全馬のスペシャル出馬表を見ていたところ…
驚愕の事実が。
クロノジェネシスのスペシャル出馬表
人気を集めるであろう、クロノジェネシス。
彼女のスペシャル出馬表を見て、驚きました。
まさか、こんなことが。。。
◆父:バゴ
バゴ産駒の有馬記念成績:出走なし
◆母の父:クロフネ
過去20年の「母の父:クロフネ」の馬の有馬記念成績:出走なし
◆調教師:斉藤崇史
過去10年の有馬記念成績:管理馬の出走なし
◆騎手:北村友一
過去10年の有馬記念成績:騎乗なし(有馬記念 初騎乗)
見事に初物づくしです(‘Д’)
大丈夫だろうか、と少し心配をしてしまう。
でも!
今年は様々な記録が生まれた年です。
クロノジェネシスが勝てば、
「バゴ産駒、有馬初勝利!」
「母父クロフネ、有馬初勝利!」
「斉藤師、有馬初勝利!」
「友一、有馬初勝利!」
このように、4つの記録がいっぺんに達成されることになります。
なんか、これしかない気がしてきた(‘◇’)ゞ
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