はやいもので、2023年もあとわずか(´ー`)
年末のシュトラウス
年の瀬が近づくと、いろんなところでベートーヴェンの “第九” が演奏されますが。
今日はシュトラウスが人々を沸かせました。
――と、こんな書き方をすると。
ヨハン・シュトラウスの演奏会が行われたみたいに思われてしまう。
12月17日、シュトラウスが派手なパフォーマンスを見せたのは…。
そう、阪神競馬場です🏇
暴走のシュトラウス
阪神のメイン、朝日杯フューチュリティS。
シュトラウスは2番人気で出走しました。
前走で東スポ杯を勝ち、今回は1ハロンの距離短縮。
調教師の希望通り大外枠を引き当てたこともあり、単勝3.9倍という高い支持を集めました。
燃える気性がカギのシュトラウスですが。
パドックや返し馬は、平常心をキープできているように見えました。
しかし…。
スタートで出遅れ。
その後、向こう正面で一気に先頭に。
このシーンを見て、スタンドからは「ウオオー!」というものすごい声。
歓声…というか、悲鳴のように聞こえました。
ゴール前で叫び声が上がるのはわかりますが、レース序盤であんなにザワつくのはなかなか無いこと。
人気馬が派手にガーッと行ってしまったわけで、そりゃ声も出ます(~_~;)
「そのまま押し切って!」
という願いもむなしく。
シュトラウスは直線で失速、10着でした。
2024年のシュトラウスは
レース後。
騎乗したマーカンド騎手は、キャロットのコメントで次のように語りました。
遅れたスタート、そして大外枠が結果的にはマイナスになりました。
スタートが上手くいっていたら。
枠がもうちょい内であれば。
…とタラレバを言いたくなってしまうのは、シュトラウスの本来の力が発揮されず悔しい思いを抱くから(‘ω’)ノ
管理する武井調教師は、キャロットのコメントで
改めて仕切り直しを図り、来年の巻き返しを目指したいと思います
と語りました。
シュトラウスに素晴らしい能力があるのは間違いないこと。
来年は、ゴール前で大歓声を浴びてほしいものです🙏
来年、といえば…。
2024年のお正月に行われる、ニューイヤーコンサート。
指揮者はクリスティアン・ティーレマンとのこと。
マエストロの奏でるシュトラウス(作曲家)を聴きながら、シュトラウス(競走馬)の未来に思いを馳せるのも一興かと😙
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