アンダープロットが新馬勝ちを飾りました!
一番人気のプレミアエンブレムが逃げ粘るところを、外から力強くねじふせました。
1000メートル通過65秒という超スローだっただけに、逃げ馬が残ってしまうかと思いましたが、アンダープロットは最速の上がりを駆使して勝利。
2歳馬も好調のシルクから、また一頭、新星が現れました。
アンダープロット。よくぞデビューしてくれた。
そして、よくぞ勝ってくれた…。
今年の7月に「こ、これはヤバイのでは…」という事態を経験しているだけに、この勝利は格別です!
7/30、驚愕の近況更新
アンダープロットは、6/24にノーザンファーム空港からノーザンファーム天栄へ移動。
6/25に美浦の加藤征弘厩舎に入厩しました。
7/3には、ゲート試験合格。
その後の調教でも良い走りを披露しますが、「もう少し成長を促せばより心身が充実してくる」との判断により、7/25に天栄へ放牧に出されます。
「ゲート受かったけど、やっぱり放牧か。デビューは秋の府中かな~(^^)」
とか思っていたら。
突如、驚愕の近況更新が。
7/30。朝の運動の後、セン痛を発症したのです。
「通常よりもかなり痛がる様子を見せている」とのことで、「施設の整ったトレセンで詳しく診てもらった方がよい」と天栄の獣医さんが言うくらいの事態に…。
これを読んだ時は、正直、顔色を失いました。
天栄の獣医さんがそんなことを言うなんて、よっぽどのこと…セン痛で命を落とす馬も少なくないし、最悪の事態まで想像してしまいました。
翌日(7/31)。
アンダープロットの近況更新。
「残念ながら」とか「楽にさせて」とか、そういった言葉がありませんように…祈りながら、ページを開きます。
そしたら。
美浦で詳しく検査をしてもらったところ、「小腸に炎症があって腫れた跡はあるが、段々と痛みは引いており、快方へ向かっている」とのこと。
もうしばらくは入院馬房で様子を見て、その後問題なければ軽い運動を行ないたい、とのこと。
…ほっ、としました。
とりあえず、最悪の事態は避けることができました。
命が助かったという安堵感で、私はヘナヘナになりました。
再始動、そして勝利
その後、美浦から天栄へ放牧に出たアンダープロット。
美浦でしっかり処置をしてもらったこともあり、痛みはひきました。
最初は軽めの運動から。
数週間の坂路での追い切りを経て、10/17に美浦へ帰厩を果たします。
帰厩した時点で、「あぁ、よく戻ってきたネ…」と泣きそうな気持ちでした。
それがさらに「新馬戦は11/14(土)、鞍上デムーロ」なんて発表された日にゃ、赤飯を炊きたい気持ちでした。
それがさらにさらに、一番人気のルメールの馬を差し切って勝つんだもの…泣きながら赤飯を炊きたい気持ち( ;∀;)
残念ながら指定席が当たらなかったので現地観戦できませんでしたが、むしろそれでよかったかも。
現地にいたら、大声を出していたかもしれないので…
私 「あんだあぁー!!」
静かに観戦している皆さん “(…なんだあぁ??)“
アンダープロット、次走はどこに向かうのでしょうか。とにかく無事に行ってほしい(^-^)
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